劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト を見ました(8回)
劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト というのがあり、基本的にとても良いので、とにかく見てくださいという感情があります。
もうかなり上映館が少なくなっているのでオタクは急いでチネチッタ川崎に駆け込んでください。LIVE ZOUND×RGBレーザーがマジでつよい*1。
という感じで、ここから感想を書いていきます。勢いだけでスマートフォンから書いてるので厳密性は全くない。
昨今深夜アニメの尺を4倍にしただけのクオリティのアニメ映画がそこそこある(偏見)中で劇場で見る価値のある作品で良かったなというのが1回目の感情でした。良かったですね。『“劇場”でしか味わえない{歌劇}体験』を謳ってるだけある。今すぐ映画館に行け、勢いでチケットを取れ。
一見したところでめちゃくちゃ難しいじゃんとなってウキウキしてオタクと喋ってたら主題は意外とシンプルだったことが判明した。なるほどね。でも演出とかにこだわり始めるとやはり難しくて、私のような捻くれオタクは難しいものが大好きなので、良かったですね。今どきエヴァンゲリオンでさえわかりやすくなってる中で*2、程よい難しさでシン・エヴァよりエヴァっぽかったなみたいな謎の感情になっていて、ついついエヴァじゃんって言っちゃう。私のエヴァじゃんは褒め言葉なので、褒めています。かなり。なんの打ち合わせもなく劇場でFF内のオタクに遭遇して鑑賞後にいきなり「なんていうか…エヴァ?」「わかる」みたいな会話をした。わかる。良かったですね。
体感で上映時間の8割がクライマックスのテンションで『物語』としては情報不足かと思いきや愛城華恋に注目すると死ぬほどストーリーがあって文句なしになっちゃった。なんもわからんけど全てがわかる。
それでいて過去の描写には不都合があるので、過去のシーンは事実の単なる回想ではなくて、誰かの記憶を投影している、あるいは再演しているのかなみたいな気がするので無限に考察できる。勢いで絵を作っただけの可能性はある。お好みの解釈をピックして君好みのレヴュースタァライトを作ろう!
ラストシーンにはマジでメッセージがあり、マジで好き(語彙力)。華恋へ向かって投げられたメッセージはそのまま鑑賞者へのメッセージなんでしょうね。私も次の舞台を探しに行かなくちゃ。
細かい演出で言えば風の演出が好きで、レヴュー中は風が吹かないっぽいんですよね。早さとか高さを演出する風はありますが、セリフの前に止んでそう(ホンマ?)。いちばん明確なのは皆殺しのレヴューで大場ななが刀(1本目)を抜くと風がピタッと止むやつです。電車が走っているのに止むのは不自然ですね。何らかの意図がありそう。最後のレヴューが終わると(レヴューが終わっているので)風がめちゃくちゃ吹いてるんですが、ひかりからトマトを受け取って「なら探しに行きなさいよ、次の舞台を」で風が止むので、愛城華恋の次の舞台が今、始まったんだなって*3。
劇場版レヴュースタァライト、やっぱりレヴュー空間で舞台が始まると風が止むんですよね。それで最後のレヴュー終わって風がビュンビュン吹いてるんですけど、ひかりの「なら、探しに行きなさいよ。次の舞台を」で風がピターッと止むので、あの瞬間に愛城華恋の次の舞台が始まったんだなって、わかる。
— ておりあ🍅×7💉×1 (@_theoria) 2021年9月10日
それはそれとして、最後のレヴューの終了が全然わからなくて、なぜひかりがポジションゼロ!なのかもわからなくて謎が深まっています。東京タワーの上が✨で下が👑なのはそれっぽいが……?
細かい演出の話しても永久に終わらないので、好きなとこを上げていこうかな
- 🍅*4
- 間に合わないキリン(オタクはいつもギリギリに来る)
- まひるが面談で全然目を見て喋ってないけど最後には目線が上がる
- 後輩に指導する露崎まひる(棒状のものを振り回していると廊下の女神を彷彿とさせますね)
- ポニテ華恋
- 何故行ってしまうのか「友よ」
- 後輩に偉そうにできるのも今だけね(後輩に偉そうにする西條クロディーヌ見たかったが?)
- 「しょうもな」に対して毅然として問い詰める露崎まひる
- 電車は無条件で良い。トンネルも良い。
- ばななの掛け合いについて行ける天堂真矢。真矢だけが上掛けを落とされていない。
- 「輝く舞台に、2人で」←華恋から言ってるの良い(と思ったら伏線だったネ)
- 約束タワー好き
- スタァライトのセリフが今の99期生に重なるんですね
- 急に突き落とすな。ビビるだろ。重低音が響くハコで見てください。
- アルチンボルドやなあ
- ♡KANI♡ って何?
- ロンドンでは無事だったトマトが舞台下手では剣が刺さってグチャグチャになった上に広告から液体が漏れ出してきてるの何の暗示?
- 終点まで来た列車が車止標識と連結して変形していくの何かを表しててすき
Hakatanoshio117117 - File:Senro-syuutan.PNG, パブリック・ドメイン, リンクによる - ワイルドスクリ──ンバロック ←すき
- 「⬅本堂」標識に従ったらたどり着いたところが「セクシー本堂」←すき
- 舞台少女のキラメキに呼応して電飾が光るデコトラ
- 清水の舞台から時速one hundredのデコトラで飛び降りるな
- おまえらTVシリーズでも同じようなことやってたな
- 東京駅すき。もうすき。停車駅表が名前になってるのもすき(ここにまひるがいないの、ここもまひるのレヴュー空間なのか?)
- オリンピックネタすき。ずるい。
- 1匹だけこっち見てるカヌースズダル
- 歌詞と絵がシンクロしててすき
- 広川恵一すき
- メイスで上掛け落とせたねえ!
廊下の女神さん、メイスでどうやって上掛け落とすんですかね……
— ておりあ🍅×8💉×2 (@_theoria) 2018年9月30日 - 守ろうとしてくれるMr.ホワイトすき
- 必死に走ってエレベーターに逃げ込んで後ろを見たら……が完全にホラー映画のやり口で草
- 階数表示が99から101まで変わるのなるほどね
- 突き落として下にふかふかのMr.ホワイト設置しとくまひるすき
- 破壊されたMr.ホワイトが修復されてゴールで迎えてくれるのすき
- まひるだけ最初から人のために演技してるの強すぎる。どうして?
- 露崎まひる←すき
- 電車の中の純那のカットがななの視点だったことが明らかになる回(こわ…)
- ルームメイトに切腹を強いるな
- 「この狩りのレヴューで!」に対して即応できるなな強い「ガァオ🦁」(ライオンのイメージでいたけど虎の子って歌ってるし虎だったのかもしれん…)
- 「99代 生徒会長!」
- あんだけ演技できてなかった純那が最後には「泣いちゃった」でちゃんと返せてて良かったですね
- ななのセリフで終わるから全て手のひらの上感あってこわい(たぶんそんなことはない)
- あんだけ頑張ってきた華恋がTVシリーズ1話で「朝も一人じゃ起きられない」の解釈違い
- 不老不死のジュース ネクタル
- 「私にも与えられていたのですね…舞台に火を灯す、その役が……」
- ポジションゼロブロック←これ笑っちゃう
- ボタンの画が隙間に落ちていって光って天堂真矢が出てくる(再生産じゃん)
- 「私はいつだってかわいい!」
- ライバルのレヴューは永遠に終わらない
- 幕が上がり、愛城華恋は舞台の怖さに気付く←我々も怖くなってくる
- 死なないで!華恋!謝るから!←さっきまであんなクールに決めてたのに!?!??
- マッドマックス 怒りのデスロード 列車
- 家族、友人、自分、過去の全てを燃やし尽くして次の舞台へ←危険ですねえ🦒
- V-1飛行爆弾みたい
- 今の私がいちばんワガママ!
- 神楽ひかりが誘って舞台を始めた愛城華恋が生き返らせた神楽ひかりを追って努力した愛城華恋が怖くて逃げた神楽ひかりに負けたくない愛城華恋!?!??
- す~〜〜ぐ東京タワー刺す
- なんでポジションゼロ!言ってるのひかりなん?
- エンディング早すぎ
- エンドロール、文字列追いたい人間なので情報量多すぎて死んだ
- フルで流してくれ頼む
- 『本日 今、この時。』←天才?
- 折れたはずの剣が刺さってる!と思ったら生き返った時に剣持ってるのに口上のときに地面から剣生えて来てるらしくて????????
という感じです。よかったですね。
ところでこれはコロナワクチンの副反応で死にながら書いています。生まれ変われ。古い肉体を壊し、新しい血を吹き込んで。
シン・エヴァに根底では近いものがあって、やっぱりみんなそれぞれの人生を頑張っていこうな!みたいなとこに落ち着いちゃうんですけど(クソ浅考察)、頑張ろうと思えるだけの熱量が感じられて頑張ろうと思っています。さようなら、全ての舞台少女たち。
これはこういうことじゃない?みたいなのあったら教えて下さい。よろしくおねがいします。
私たちはもう、舞台の上。